実施してきたこと 9 事例Ⅳ強化対策

前回までのあらすじは、こちら

3.勉強編

3.3 実施してきたこと 9 事例Ⅳ強化対策
 不得意な事例Ⅳで合格点を取れるように強化する。

  • 事例Ⅳで1点でも多く得点を取れるようにする。
  • 40点以上取れるようにする。
  • 毎日過去問1事例実施する。
  • 取れるところを確実に取る、取れないところは割り切る。取れるところに時間をかける。
  • 1点でも多く得点を取れるように細部にこだわる。
  • 計算問題以外の文章問題の解答の質を上げる。
  • 経営分析、文章問題で6割取得を目指す。
  • 難問でも、わかる範囲で書き、部分点を狙う。(減価償却費の計算等)
  • 途中式もわかりやすく、明確に書けるようにする。
  • 途中式も暗記するレベルまでやる。
  • わからないポイントを明確にする。答えまでの途中式も一つ一つトレースできるようにしておく。
  • 過去問(最速合格のための第2次試験過去問題集(TAC出版)等)
  • 問題集(第2次試験 事例Ⅳの解き方(TAC出版))
  • 過去問解説書(最速合格のための第2次試験過去問題集(TAC出版)、ふぞろいな合格答案)
  • 解答後の答案ノート
  • 採点後の答案ノート
  • チェックリスト
  • ファイナルペーパー
  • 80分プロセス
  • 勉強記録ノート
  • 過去問分析表
  • 過去問間違いポイントノート
  • 過去問実績表

(1)過去問または問題集実施
①過去問に加え問題集を実施。過去問の実施手順は、「実施してきたこと 7 過去問実施」と同じ。
答案までの途中式も一つ一つトレースできるようにしておく。

問題集については、基本的な計算問題に対する理解や解き方を強化していました。

(2)過去問の取り組みチェックリストの活用
「実施してきたこと 8 過去問分析(事例Ⅰ~Ⅲ)」と実施手順は同じ。

(3)80分プロセスの精査
①80分プロセスを確認し、80分内の各工程で改善点や修正点、気をつけないといけない点等があれば随時追記、修正する。
80分プロセスの詳細については、次回以降で後述します。

80分プロセスのイメージ

(4)過去問の採点
①ふぞろいな合格答案を使用して、実施した過去問の答案採点を行う。

(5)過去問の自分の答案分析
①文章問題については、過去問の各設問単位で、自分が書けていなかった重要なキーワードやポイントを「過去問間違いポイントノート」に書きだす。

②計算問題については、最速合格のための第2次試験過去問題集(TAC出版)の模範解答や解説を参考にして、自分が間違っていた点(理解できていない点)を明確にして、「過去問間違いポイントノート」に書きだす。

過去問間違いポイントノート(事例Ⅳ)のイメージ

どこが間違っていたか、なぜ間違ったのかを明確にする。
そうでないと、同じ過去問を何回実施しても、同じ失敗を何度も繰り返す。

③同じ過去問の2回目以降は、「過去問間違いポイントノート」を見直し、前回実施時の間違った(書けていなかった)ポイントが書けているか、計算ができているかどうかをチェックする。
書けていない、できていない場合は、「過去問間違いポイントノート」に追記する。
また前回書けていたのに、2回目以降で書けていない点や理解があいまいな点もチェックし、解答の精度を高めていく。必要に応じて、答案ノートから前回実施時の解答文や計算式と比較を行う。

④計算については、間違いのパターンを分析する。(例:小数点の切り上げミス、桁数誤り等)
間違いやすいパターンは、チェックリストやファイナルペーパーに追記し、過去問実施しながら改善する。

チェックリストのイメージ

(5)ファイナルペーパーへの追記
①過去問の分析を実施し、必要に応じてファイナルペーパーへ追記、修正を行う。

(6)勉強記録ノートに記録
「実施してきたこと 8 過去問分析(事例Ⅰ~Ⅲ)」と基本的に同じ。

(7)過去問実績表の作成
「実施してきたこと 8 過去問分析(事例Ⅰ~Ⅲ)」と基本的に同じ。

  • 点を取れるところを確実に取る。
    経営分析等で、計算式に自信があった答案は、必ず2回以上、電卓で計算していました
    計算式がわかっているのに、計算ミスで失点することを避けるためです。
    自分のように事例Ⅳに自信がない場合は、こういうミスは絶対やっていてはダメだと思っていました。その対策を普段の過去問実施から意識してました。

  • 過去問以外の対策について
    結果として、60点を超えることができましたが、正直、事例Ⅳに関しては過去問中心の対策だけでは不安でした。他のテキスト等も取り入れようかどうか、直前まで迷っていました。
    結局自分は、他のテキストは取り入れませんでした。理由は、他のテキストの解説を読んで、変に混乱するリスクを避けるためです。
    事例Ⅳは、自力では厳しかったので、解説がわかりやすいかが重要と考え、リスクを取らず、これまでやってきたことを貫く覚悟で挑みました。
    ただ事例Ⅳに関しては、計算問題は答えがはっきりしているので、自信がなければ予備校の事例Ⅳ対策等も有効かつ効率的な気はしています

  • 事例Ⅳの答案解説について
    事例Ⅳの答案解説は、最速合格のための第2次試験過去問題集(TAC出版)をベースにしていました。採点の部分のみ、ふぞろいな合格答案を活用していました。
    事例Ⅳに関しては、最速合格のための第2次試験過去問題集(TAC出版)の解説が自分にはわかりやすかったです。事例Ⅳは、得意ではなかったですが、解説を読めば、自分で何が間違っているのか、基本的に理解はできていました。
    なので、初見の問題いかに過去問でやってきた知識をいかして、途中式まででもやってきたことを発揮して部分点を稼ぐことを意識して過去問で対策してました

  • 設問の読解について
    事例Ⅳは設問の読解力もキーポイントになると思っていました。過去問で設問の解釈が難しく、何を解答すればよいのかよくわからない問題を何回か経験していました。
    本試験でもこのような問題が出題されることを想定し、設問の情報を整理して、読解力と読解スピードを上げる訓練もしてました。

  • 事例Ⅳの与件文分析について
    事例Ⅳは、与件文の分析(過去問与件文分析ノート、過去問分析表の作成)は、していないです。
    試験時は、与件文から事例企業のSWOTやキーワード等の抜き出しはしていましたが、事例Ⅳに関しては、各年度ごとにノートに書き出して分析するということは実施していませんでした。

「実施してきたこと 10」 につづく


事例Ⅳは朝一にやってほしかったですね。最後までハラハラします。
歯ラ歯ラダンスです。

いよいよ折り返し
まだまだ続くよ

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得点公開
再現答案 令和6年度 事例Ⅰ
再現答案 令和6年度 事例Ⅱ
再現答案 令和6年度 事例Ⅲ
再現答案 令和6年度 事例Ⅳ

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