先ほど、釜本邦茂氏ご逝去の報に接し、
深い悲しみと共に、その偉大なご功績を思い返しております。
釜本氏との思い出なんですが
小学校6年生の冬のとある日曜日に、
自分の地元に釜本氏が、小学生向けのサッカー教室をやるということで行くことにしました。
当時から、元ガンバの監督ということで、釜本氏のことを存じ上げており
当時は、元サッカー選手にサッカーを教えてもらえる機会など、ほとんどなかったので、非常に楽しみにしてました。
当日は、ものすごく寒かったんですが、たぶん50人前後くらいの子供が、釜本氏のサッカー教室に参加していました。
サッカー教室の内容自体は、シュートの打ち方だとか、ボールの蹴り方とか、なんか基本的なことをご指導いただき
2時間くらいで、サッカー教室自体は、無事に終了し、解散することになった。
その後、小学生の自分は、サッカー選手と会える機会も少なかったため
テンションが上がり、事前に準備していたペンと色紙を持って、釜本氏にサインをもらいに行った。
サッカー教室のテントで休んでいた釜本氏に、「サインお願いします。」と言ったら
「サインはあげない」と断られました。
ポカンとしていると、「君にだけあげられない」と、追加で言われました。
当時、小学生の自分は、普通にショックを受けて、テンションが一気に下がりました。
ちなみに他の小学生は、サインどころか、みんな普通に帰っており、サインを貰いに来たのは
自分だけでした。
というか、自分は、当時釜本氏のカレンダーを部屋に飾っていたくらいマニアックな少年でしたが
他の小学生は、既にガンバの監督も辞めていた釜本氏の存在自体知らないんじゃないかというレベルだったので
サインを貰いに行くなんて行動しているのは、マニアな僕1人だけだったのです。
今思えば、小学生の男の子に対して、えらい厳しい対応するもんだ、融通利かせろよ、とも思いますが、そのへんも含めて、釜本氏の人間性を垣間見ることができました。
おかげさまで、それ以降、有名人のサインは一切要らない、というひねくれた価値感を持つ大人になってしまった。笑
「サインなんて、もらってどうすんの?」というタイプです。笑
翌日、サッカー教室が寒かったせいで、ばっちり体調を崩し
小学校卒業前の貴重な数日を休むことになりました。
今となっては、いい思い出です。
なんかそんな懐かしいことを思い出した日曜日
心よりご冥福をお祈りいたします。

ではまた
Tschues
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