実施してきたこと 3 戦略と計画作成

前回までのあらすじは、こちら

2.管理編

2.3 実施してきたこと 3 戦略と計画作成
 合格に向けて戦略を立てて、受験日までにいつ何をするかを計画します。

  • やるべきタスクをいつまでに実施するか明確にする。
  • 合格するために最適かつ実現可能な道順を見える化する。
  • 合格するためのアプローチ方法(戦略)、課題点の対策を明確にする。
  • 試験日までに取り組まないといけないタスクを洗出し、優先順位をつける。
  • 試験日から逆算し、効率的かつ漏れなく実施する。
  • 合格するために必要な工数(勉強時間)と確保できる勉強時間を把握し、勉強意欲を高める。
  • 大日程、中日程、小日程と明確に落とし込んでいく。
  • 途中で新たな課題が出てくることを想定し、計画にバッファを持たせる。
  • 実施してきたこと1と2のアウトプット情報 ※
  • 自分の能力やスタイルに合う試験対策や取り組みをしている人や情報(YouTubeやブログ情報)
  • 試験対策、取り組み方イメージ
  • 強み、課題点の洗出し
  • 活用できる資源と勉強阻害要因の洗出し
  • 勉強量、勉強時間の見積もり

実施してきたこと1 アウトプット情報
実施してきたこと2 アウトプット情報

  • 大日程計画(月単位)
  • 中日程計画(週単位)
  • 小日程計画(日単位)
  • 課題一覧表

※課題一覧表の詳細は、次回以降で後述します。

(1)戦略の策定
①自分の強み、課題点、機会や脅威と、過去問の出題傾向や特徴等を考慮し
試験全体、各事例ごとに合格するために取り組まないといけないことをリストアップする。

 リストアップ 例:

  • 事例Ⅳが苦手のため、足切りにならないようにする。
  • 答案用紙が白紙にならないように時間内に書き切れるようにする。
  • 字数内でわかりやすい解答を書けるようにする。
  • 土日は1日8時間集中して勉強できる環境を確保する。

②優先度が高いものを順番に対策案(戦略)を策定する。

 対策案 例:

  • 事例Ⅳを毎日1事例実施し、2カ月で合格基準まで得点を上げる。
  • 過去問実施時に70分で設定し、70分で書き切れるようにして、白紙提出をなくす。
  • 答案を作成後、友人にレビューしてもらう。他人が読んでもわかりやすい文章力を身につける。
  • 土日は勉強部屋を借りて、長時間勉強に集中し、計画を確実に進める。

(2)計画の作成
①「(1)戦略の策定」②の対策案を実施する大日程計画(月単位)を作成する。

大日程のイメージ図

大日程計画の項目例:
 ・年
 ・月
 ・目標(テーマ)
 ・1次試験の施策
 ・2次試験の施策
 ・備考
→必要に応じて、項目を追加・削除して、自分に合う計画を作成する。
→試験日までにやることの全体が、見れるようにする。


②大日程計画をもとに中日程(週単位)、小日程(日単位)計画を作成する。

中日程のイメージ図

小日程のイメージ図

中日程計画の項目例:
 ・年
 ・月
 ・週
 ・1次試験の勉強予定
 ・2次試験の勉強予定
 ・達成度(実績管理用)
 ・備考
→必要に応じて、項目を追加・削除。

小日程計画の項目例:
 ・日付
 ・曜日
 ・勉強内容
 ・予定時間
 ・実績時間
 ・備考

→必要に応じて、項目を追加・削除。

自分は、エクセルで作成した計画表と手帳で、2重管理という、どんくさいことしてました。
Googleカレンダー等のアプリを使用すれば、一元管理できて、より効率的になると思います。

「実施してきたこと 4」につづく

戦略・計画の作成は、インプット情報をAIに教えれば、ベースを作成してくれますね。
ところでドラえもんはAIの一種なんでしょうか?学習能力はあるようですが。

「実施してきたこと 4」につづくよ

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得点公開
再現答案 令和6年度 事例Ⅰ
再現答案 令和6年度 事例Ⅱ
再現答案 令和6年度 事例Ⅲ
再現答案 令和6年度 事例Ⅳ

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